こんなサイトを作っているのだから、自信満々に自己採点『45点』です!
と言いたいところですが。。
私が受験した平成27年度の宅建試験の自己採点は『36点』でした。
この点数高いと思いますか?
例年よりも合格点が高く、平成27年度の合格点は、『35点』でした。
凄くギリギリの合格でした・・・汗。
あと一点。
危なかったです。
そこで、点数が稼げなかった・伸びなかった原因や理由をまとめてみました。
ギリギリの合格だったから故に、改善点やこうすれば良かった!
などを含めてお伝えできればと思います。
ギリギリの点数ですと私のように合格点が気になり不安が残ります。
合格発表日までの1ヵ月半の期間は、世間の風評に一 喜一憂することなく、余裕で待機することができるように試験勉強をこれから始める方はこの反省点を頭の隅に入れておいて、参考程度にお読み下さいね。
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問題が易しい年度
近年の合格点より高いので、2017年度は、比較的に易しい年度だったと思われます。
特に民法が易しい年度だったと言われています。
試験を受けている最中(受験時)の手ごたえはありました。
過去問題を何度も解いたので、試験問題の難しさは分かっていました。
ですが、テストを受けている時は、
「あれ?問題が簡単すぎない?」
と思いました。
内心は、『これは引っ掛け問題で簡単では無いはず』だと思いながら
試験を時間内に解くことで精一杯でした。
問題を後から見直そうと思っていましたが、時間が足りず見直す余裕も無かったです。
失敗1 過去問題集選びを間違えた
私が使用したテキストは【みんなが欲しかった! 宅建士の教科書 2017年度】なのですが、
ただこのテキストと同じシリーズという理由だけで揃えた『みんなが欲しかった! 宅建士の12年過去問題集 2017年度』が失敗でした。
シリーズの方が一貫性があり、混乱しにくいのではと思ったからです。
私の勉強法は、1度過去問題集を解く→答え合わせの際に、その過去問題集の解説は読まずに
間違った問題の分野の項目の「テキスト」をもう一度読み見直す方式でした。
この過去問題集はその方式に当てはまらないものでした。
理由は、過去問題集の解答ページになどにその問題がテキストの何ページなのかが記載されていないからです。
困りました。
テキストの復習したいページが分からなくて、テキストからその分野を探すのが大変でした。
同じシリーズのテキストと過去問題集なのに、つながりがないのです。
私の勉強法では、分野別に分かれている『平成29年版パーフェクト宅建 分野別過去問題集 (信頼と実績本気になったらパーフェクト宅建シリーズ)』を購入すべきだったと思います。
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この分野別対策を補う為に、過去問アプリと要点整理の補助本が活躍しました。
過去問アプリは、分野別で更に細かい項目で簡単に選べるので大変重宝しました。
失敗2 民法の勉強がきちんとできなかった
私が色々調べた他の宅建のサイトなどでは、
「民法」だけは、補助教材をプラスした方が良いと記載されていました。
たとえば、「民法がわかった」や【国家試験受験のためのよくわかる民法】などです。
この「民法がわかった」を1回読めということでした。
私もそれに習い購入したのですが、全て読みきれませんでした。
あんなに分厚い教科書、読む人が凄いです。
「民法がわかった」は、宅建専用の本では無いので、不動産関係以外の項目も沢山ありました。
『宅建以外の民法を勉強しても時間の無駄だ』
と思い、途中で諦めて読むのを辞めてしまいました。
不動産関係意外の内容も多いような気がして無駄な気がしたからです。
【民法を制する者は宅建試験を制する】とまで言われます。
民法はあらゆる法理の基盤になっている法律です。
宅建ではたくさんの不動産関係の法律から問題が出題されます。
ですので、民法をきちんと勉強すると宅建の勉強の基礎になるという訳なのです。
民法(権利関係)は、50問中計14問で3割の点数となる重要分野なのは間違いないです。
民法だけでも10点の配点です。
私が受験した年度は、民法が比較的簡単な年度だったようです。
もしかしたら、難しい年度だと36点での合格だった私は落ちていたかも知れません。
でも、あんな分厚い民法の本を読みきった人たちは本当に凄いです。
失敗3 試験概要をきちんと掴まずにテキストを勉強した
私は、宅建の試験問題がどのような問題なのかなど試験概要について知識のないままテキストを読み始めました。
そして、過去問題を解き壁にぶち当たりました。
試験の中身が分野別に分かれていると知らずにテキストを読んでしまうと後から大変です。
試験概要をきちんと理解し、テキストを読み進めれば良かったと思います。
これは宅建士資格の勉強を始める前の入門書を読むべきでした。
マンガなのですが、2016年版 マンガ宅建塾 (らくらく宅建塾シリーズ)という入門書があります。
マンガでしっかりした基礎力をつけることができるそうです。
私は読んでいませんが、ざっくりと宅建の概要やイメージを掴んでから勉強できたと思います。
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失敗4 予想問題集をやらなかった
やらなかったではなく、やれなかったです。
勉強計画では、予想問題集を解く日程を盛り込んでいたのですが、
だらだらと勉強した為に、勉強の日程がどんどんずれました。
試験では、時間内に問題50問を解くことで精一杯でした。
問題を後から見直そうと思っていましたが、時間が足りず見直す余裕も無かったです。
予想問題集を解いていれば、試験慣れでき配分時間も考えれる余裕があったと思います。
実際、残り5分で残しておいた問題を解き悩んでいたのですが、
時間がなく焦って記入間違いをした箇所がありました。
最後に問題冊子とマークシートの解答が合っているか絶対確認して下さい。
自信をもって答えられた選択肢もありましたが、2択までは絞れたものの最終的に勘でマークした問題も多くあり、正直なところ不安が残りました。
本番で見直しが十分にできなかったのでマークミスが心配でした。合格ラインが高くならなければいいなと思いながら過ごしました。
失敗5 だらだら勉強した時間が多かった
宅建の合格法は、夏休みの計画表を作ること。でも書いたのですが、私の場合は、だらだら勉強した時間がたくさんありました。
勉強するぞ!と決めて、集中して取り組んだのは、半分以下の100時間位かも知れません。
やる気が出ない時は、過去問アプリを寝ながら解いてみたり。
参考書をだらだら読んだり。
今思えば、もっと勉強時間を短縮できたと思います。
- だらだら参考書を5時間眺めた。
- 集中して、2時間、30分毎に集中して4単元読んだ。
問題を解いてみます。
どちらが問題を解けたでしょうか。
やはり、集中して取り組んだ方が一番早いです。
手っ取り早いです。
勉強する気持ちを持って、さっと取り組む。
これが出来ずに無駄な時間だったと思います。
失敗6 暗記すれば点数が取れる項目を暗記しなかった
宅建の勉強法に暗記は必要です。
宅建の試験を受けることとは「試験に合格」するということだからです。
なぜ暗記が必要かというと、過去問題集で暗記をしていると答えれる問題が多々あるからです。
良く見かける問題で、
例えば、数字だけがひっけで違っている場合などになります。
更に分野別に暗記すれば答えられる問題傾向もあります。
この「暗記」をしなかった事が、
ギリギリ合格の原因であり、改善点だと思っています。
ただし、暗記をするという行為は、過去問題集を3回解き終わってから
最後の詰めでも大丈夫だと思います。
目標は、試験に合格することので、暗記は不要ではないのです。
暗記とは詰め込むだけで理解していないし、
すぐ忘れてしまって実戦に役立たないかもしれません。
私はそう思っていました。
また、今までの経験上、問題を解いている内に覚えるだろうとも思っていました。
しかし、そこが甘かったです。
失敗7 最後の詰めに苦手分野の克服をしなかった
勉強初期の段階では、ノートにまとめるのは効率が悪いのでやめた方がいいのですが、
苦手な分野の詰めに、最後のまとめの段階でノートを使用することは有りだと思います。
私は勉強時間がギリギリでノートを一切使用しませんでしたが、
過去問題を何度も解き、繰り返し間違った問題などはノートにまとめて知識を整理した方が
良かったと思います。
苦手分野を克服していればもっと点数を稼げたはずです。
中途半端に勉強していたと言えますね。
まとめ
同じようにギリギリ合格・失敗しないように皆さんはこの記事を読んで、宅建の合格をギリギリではなく目指して下さいね!