宅建の有効性についても意見が二極化しています。
・宅建資格を取っただけでは効果はない
宅建を取得しただけではあまり意味が無い。経験が無ければ就職・転職に
直結しない
・宅建は就職・転職に有効
必置資格なので就職・転職には有利になる。不動産・金融・建築土木など
幅広い業界で求められている
これも、実態に近いのはどちらなのでしょうか?
>宅建資格を取っただけでは効果はない
私は未経験で不動産業界に入りましたが、試験の翌週には面接を受けました。
「合格見込み(42点)」と書いて(笑
渋谷で2社受けて、2社とも採用されました。
今は他の店舗ですが、店舗に宅建保持者は私だけですので専任の取引主任者として手当てもしっかりもらってます。
ただし、「宅建主任者=優遇」というのは完全に当てはまるわけではありません。
あくまで営業能力を問われますので、営業成績がボロボロなら・・・
という感じですね。
有用性
1番 経験者で資格者
2番 経験者 無資格
3番 未経験 資格者
4番 未経験 無資格
会社により2番と3番は変わるでしょうがないよりは当然あったほうが良いと思います。
宅建は大変コストパフォーマンスが高い資格だと思います。
雇われ、開業、いずれにも役立ちますし、仮に働かない場合でも、業者が変なこといえば見破れます。
法的思考力まではどうかは知りませんが、すくなくともおかしいのではないか、と思える程度の嗅覚は身に付くでしょう。
おかしいと思えば自然自分で調べるでしょうし、そのための素地が身に着くという意味でも有益なものです。
利用については 転職・就職に有利 というのは言えると思います。
転職であれば不動産業界に入るのはスムーズです。
アホかといいたくなるほど、ありえないほど宅建を所有していない人が多く、まだまだ不足しています。
また、金融業界などでも、上位職への昇進のために宅建の取得が必須とされている場合もあるようです。
一定の、少なくとも民法周辺を浅いものであっても、試験に合格する程度に仕上げられたというところが評価されるのかもしれません。
とにかく幅広い業界で求められる、とまではいかなくとも、必ず書面選考上一定の評価はあるものと思われます。
学生を新卒で雇う場合でも宅建の所持は不動産業界に限らず有利でしょう。
法律とはなんぞや、とか法令順守意識が全く持ってない人間よりは期待できるでしょうし、地雷の嗅覚もない人よりはあるでしょう。
また、資格自体の知名度も大変高いです。
(情報処理なんたらとかとってる暇があったら宅建ですね。)
かくいう私も自営を廃業してリーマン(法律周辺職)に転職する際、宅建に救われています。
(他の社員も全員宅建持ちです。)