独学って孤独ですよね。
誰かに疑問を聞いて答えを教えてもらえばどんなに楽か。
あー、これはこーゆー意味だったのか。
宅建士を独学で勉強する場合、一人で問題を解決しなければなりませんね。
これは独学の辛い所やデメリットでもあります。
合格するというモチベーション維持の為、たくさんの人へ「宅建士の試験を受ける」ことを公言しました。
そうしたところ意外にもそこで「受験した事がある人」「資格を持っている人」「取ろうと思った事がある人」など、色んな方と宅建試験についてお話しすることがありました。
宅建士を取得したい、取得しようとしたという人は、意外にも沢山いるんです。
そんな私が聞いたお話をまとめてみたいと思います。
宅建士の資格取得者の《合格体験記》
「資格を持っている人」1人目
元ハウスメーカの方です。
ハウスメーカに勤務中に長年取得するよう言われていたそうです。
会社を辞めると決意し、資格取得に本腰をいれ、見事合格したらしいです。
ハウスメーカ勤務時代に何度も、受験したそうです。
なぜ、何度も受験して合格できなかったのか?
直球で聞き、お話しました。
・会社からの取得を促された事。
・自分の本気度が足りなかったこと。
・忙しい中での勉強不足。
・会社の経費で受験できたこと。
この方のすごい所は、特に勉強せず8回目で合格したらしいです。
試験慣れと7回の試験で間違えた問題だけを勉強したそうです。
試験中もこれは前に間違った箇所だから、正確はコッチ!みたいな勘で回答したようです。
また、5点免除も申請していたそうです。
不動産関係に従事していたことにより、そもそも知識と経験はあったとも言っていましたが、逆に試験ではそれが不利になっていたそうです。
事件は現場で起こっている・・とまでは言いませんが、試験内容と経験では答えが違うことが多かったと言っていました。
「資格を持っている人」2人目
3度目の受験で合格した方のお話です。
不動産会社経営の息子さんです。
お姉さんもいるそうですが、何回も落ち続けているそうです。
お姉さんについては、「今年は受かるんじゃないかな?」と言っていました。
会社でも資格取得を促していて、
従業員に勉強しているか?と聞いてみると大して勉強していない様子で
「そんな勉強じゃ合格できないよ」と言っているそうです。
そこで、本人はどんな勉強法で合格したかを尋ねました。
《この方は、すごく頭の切れがいいなと感じました》
・過去問をどれだけ解いたか?
・過去問はやはり重要か?
・過去問を解いても毎年問題が違っている事に対応できるのか?
尋ねた時です。
1年分の問題50問。
だけど、4択なので 50問×4=200問
10年分で、2000問。
それを5回繰り返したそうです。
なんとその問題数 1万問!
「そんなに問題を解いたら次の年度の問題にも絶対応用が効く」
というお話をされていました。
斬新な切り口!
フムフムと納得しました。
ちなみに予想問題集は解いていないそうです。
過去問を5周なんて凄いです。
さすがと思いました。
今、気づいたこと。
考えてみると私の回りで、資格取得者は2人だけですが、
・学校で学び取得された人がいない。
・一発合格者がいない。
という事に気づきました。
独学で一生懸命、勉強したのですね。
また、一発合格は本腰を入れないと取得できないということです。
みんな隠れた努力・見えない努力をして、資格取得しています。
受験される方は、努力を惜しまず頑張って下さい。