《これから宅建を通信講座で勉強したい!》
《通信教育は、どれにすればいいのか?》
という初学者でお悩みの方の為に、
資格スクエアの宅建講座で宅建は取れるのか?
ということを検証してみました。
昨年に独学で宅建士を合格できた私の視点から調べてみました。
通信教育選びに悩んでいる方は、選択肢の一つに参考にして下さいね。
Title
2017年度の宅建講座は、資格スクエアは大改革をするみたい。
資格スクエアは、2013年に設立された《株式会社サイトビジット》が運営しています。
低価格で新進気鋭の資格スクエアですが、設立されてから期間が短いので、本当にこの講座で宅建が取れるのか?
3つの「新」を追加して、新講座として生まれ変わる?
1.新講師は謎のMR.RED!
2017年度から宅建士講座に新講師が誕生するそうです。
その名もMR.RED!
2016年度の宅建士試験の分析動画に初登場したMR.REDは、10年以上に渡り企業研修、大学内講座、個人レッスン等で多数の合格者をサポートしてきたベテラン講師だそう。
図表等を示したイメージしやすい講義が特長で、初めて法律を勉強する方にも分かりやすい講義と好評。
2.新テキスト「クラウド宅建士」(2017年3月2日発売予定)
クラウド宅建士とはどういうテキストなのか?
資格スクエアとミリオンセラーを記録した「らくらく宅建塾」を出版した週刊住宅新聞社とがコラボして、新テキスト「クラウド宅建士」を出版することになったそうです。
クラウド宅建士は従来のテキストとは違い、「問題→解説→論点の説明」というアウトプットを重視した構成。
過去問を元にした問題から入ることで、合格を意識した勉強が可能となります。
執筆者はなんとMR.RED!
執筆者本人が講義をすることで、テキストを120%効率的に利用することが可能となります。
3.「新」機能 問題演習機能!
資格スクエアの問題演習機能は「IT×脳科学」を利用した最新学習システム。
問題を解けば解くほど人工知能は学習し、今のあなたにとって最も重要な問題を自動的に選び出します。
さらに、宅建士試験は過去問と類似した問題が非常によく出るので、過去問を元に作成した「問題演習機能」と相性抜群で、講義を聞いて問題を解いているうちに自然と知識が身につくようになっています。
資格スクエアの通信教育の良い所
講義の質が良い
講義がとにかく分かりやすいそうです。
加えて、他の予備校に比べ格安の費用で有名講師の講義を受けられることも大変魅力的ですね。
面倒くさがりの方には独学よりも通信講座で効率の良い勉強ができます。
なぜなら、講師の先生は教材の内容を満遍なく喋ってくれます。しかも、豊かな実務経験を織り交ぜながら進むため、単に教材を読むよりも記憶に残ります。
さらに料金が他の予備校に比べてはるかに安いです。
実績のある先生が教えてくれるので、講義内容はしっかりしています。
資格スクエアの講義は分かりやすく、丸暗記に頼らずにすんなり理解できることによって知識の定着が早くなります。
行政書士講座の講義が好評なようですが、新たな講師はどうなのでしょうか。
スマホで講義が受けれる
スマホでの視聴もできるため、時間を上手に使って計画的に受講していれば、他の教材に手を広げなくても着実に知識がつくと感じました。
スマートフォンでいつでも講義を受けることができ、非常に助かります。
隙間時間に講義をスマートフォンで聞けることもあって効率よく勉強がすることが出来ます。
受講する際はタブレット端末を使い、だいぶ行儀が悪いですが寝転がって受講したりして、非常にリラックスした環境で受講することができます。
他の予備校に比べ格安の費用で有名講師の講義を受けられる
特に安価だったことと、資格スクエアのWeb講義は、視聴画面の脇にレジュメを表示させたままで講義を 受けられるので、いつでも、どこでも視聴でき、とても重宝します。
さらに、インプット(講義)とアウトプット(過去問)を交互に受講する講義の形態が記憶の定着を促し、講師の方の説明も実務家ならではの説明が多く、ただ講義を聞くだけでなく、実務家になったような気持ちになることができて、非常におもしろく感じます。
朝に苦手分野の講義を受け、夜に得意分野の講義ムービーを何度も見返し、1人での不安感をなくすことができます。また、目の前で講義を受けているかのような臨場感があり、頭に入ります。
効率的なカリキュラム
資格スクエアの宅建講座は、少ない時間で試験に出るところを重点的に学習できるようにカリキュラムが作られています。
資格スクエアの良い所は、徹底的に効率を追求しているところにあります。レジュメも薄く、頻出ポイントに限って解説講義がなされていました。これを一度聞くだけで理解が進みます。
資格スクエアのお勧めの学習時間・方法
最低限確保しなくてはならない学習時間を考えて、学習の計画を立てることが重要です。
講座の紹介ページには
- 合格の為に週に10時間以上
- (平日各1時間、休日に2~3時間換算)
学習時間を確保して頂きたいと思いますと記載されています。
次に、学習方法です。
- 全52時間の講義を2周する
- 宅建業法14時間
- 権利関係26時間
- 法令上の制限8時間
- 税法その他4時間
全52時間×2=104時間の講義を聞く時間を確保しなければなりません。
資格スクエアでは「講義を2周する」ことをすすめています。
2周することはできないまま、過去問に取り組むと、過去問の正答率はなかなか上がりません。
やはり、問題を解く前にしっかりと知識を整理しておくことが必要です。
資格スクエアのアドバイス通り「講義は2周する」ことをおすすめします。
疲れていても耳は元気?!
宅建士資格の勉強と仕事との両立は大変です。
「疲れていても耳は元気」という発想をし、先に講義を聴くことだけに集中すると、案外音だけでも分かりやすいものです。
「次。また次。」とどんどん進められます。
「1度講義を聞いてから教材で再現する」方式が有効
資格スクエアでは、インプットとアウトプットを続けて受講する講義構成となっています。
この構成は、どんどん知識が頭に入っていきます。
- 2回目のインプット講義は1.2倍速くらいで受講。
- アウトプット講義で間違えた問題は繰り返し復習。
- 講義を何回も視聴し、問題を繰り返し解くことを試験直前まで継続する。
- アウトプット編を先に確認してからインプット編を倍速で見る。
このように、自分の学習状況に合わせて利用しましょう。
安心のサポート
また、事務局の皆さんが問い合わせに対し、すぐに返信・対応してくださります。
とても信頼できる会社だと、安心して勉強に取り組めます。
資格スクエアの通信教育の悪い所
過去問を基にしたアウトプットの講座が付いていますが、過去問題集を買い足す必要があるようです。
資格スクエアは講義に力を入れているので、資格スクエアの講義が重要と考えている方は、自分で過去問題集を買い足しましょう。
資格スクエアの宅建講座だけでは、合格は不可能
必須の過去問が網羅されているのはいいですが、。
過去問講座に関しては、時間の制約もあるのでしょうが、少し分量が足りない気がします。
過去問題集は別に市販のものを用意しましょう。
講義→過去問を徹底しましょう。
まとめ
残念ながら、資格スクエアの講義だけでは、合格が難しいことが分かりました。
過去問題集の購入が各自で必要となるからです。
でも、有名講師の講義が格安でスマホなどで視聴できるなど利点もあります。
格安で質の良い講義を聞きたいって方には向いています。
2017年度から宅建士講座も新たに進化するようなので期待しています。