- これから宅建を通信講座で勉強したい!という初学者の方。
- 通信講座をどれにすればいいのかお悩みの方。
資格対策ドットコムの、eラーニング「宅地建物取引士」の通信講座で宅建は取れるのか?
ということで、昨年に独学で宅建を合格できた視点から調べてみました。
通信講座選びに悩んでいる方は、選択肢の一つに参考にして下さいね。
資格対策ドットコムでは、[eラーニング]という学習方法で「宅地建物取引士」の資格のWEB講座があります。アーティス(株)が運営しています。
平成10年の創業で、今では年間14万人が資格対策ドットコムの[eラーニング]を利用しているそうです。
このweb講座はどんな講座なのか?
Title
「資格対策ドットコム」宅地建物取引士講座の特徴
「資格対策ドットコム」のホームページにはこのように書かれています。
- WEB講座なので、ネット環境さえあれば時間と場所を選ばず学習可能。
- スマートフォン・タブレットにも対応。
- 過去の出題傾向の徹底分析に基づき重要な内容をテキストに掲載。
- 豊富な問題演習により、解答力と得点力を確実に強化。
- e-mailによる質問受付・回答サービスで受講者をサポート。
- 当社が開発したDPSメソッドによる学習が可能。
受講料は比較的お手ごろ
受講料:29,160円(税込)となっています。
フォーサイトと同じ位安いです。ユーキャンは63000円なので、比較的お手ごろな通信講座です。
テキストが白黒で、残念
ホームページにサンプルがありました↓
宅地建物取引士 冊子版学習テキストsample
これを見る限り、白黒のテキストで理解しにくそうです。
今時白黒のテキストは古いですし、逆に珍しいですね。
ただこの講座はweb講座なので、WEB版学習テキスト(PDF)と冊子版学習テキストを見ながら講座を見て勉強するスタイルなので、白黒でも構わないのかも知れません。
住宅新報社刊「最速宅建士」というテキストを採用しているそうです。
たぶんこの本なのですが、表紙が違いますね。
![]() |
最速宅建士 宅地建物取引業法〈平成29年版〉 (最速宅建士シリーズ) 新品価格 |
A5版で、3部構成で、よく宅建のテキストで採用されている構成と同じです。
私もこの3冊のテキストで勉強しました。この書籍ではないですが、同じA5版で、持ち歩きしやすかったです。
DPSメソッドって?
「資格対策ドットコム」宅地建物取引士講座の特徴で、「当社が開発したDPSメソッドによる学習が可能。」とありました。DPSメソッドで何でしょう?
ホームページによると、
DPSメソッド(Dual Process Study Method)は、受講者になじみが薄く比較的に難解で、問題演習と要点の暗記が合格の決め手となる試験の対策としてアーティス(株)が開発しました。
DPSメソッドを最初に導入した証券外務員資格対策講座は、No.1のシェアを誇っています。
ということらしいです。資格対策ドットコムは、アーティス(株)が運営しています。
ざっくりいうと、「速習型」と「じっくり学習型」の2パターンの好きな学習方法を選んで学習できるってことみたいです。
過去問がWEBからと冊子から両方解ける。
ホームページを見ていて、過去問題の対策が無いと思いましたが、ちゃんとありました。
過去問題はとても重要なので、WEBからと冊子から解けるのはいいですね。
- 法改正に対応した10年分(約500問)の過去問(WEB版過去問カード)
- 全選択肢に詳細な解説を掲載
- 解説から該当WEBテキスト(PDF)にリンク
- 冊子版過去問カード(持ち歩きやすいB6版3分冊)
気になるのは、スマホから操作できるのか?という点です。記載がないのでPC専用だと思われます。
スマホで講義の視聴や問題を解きたい場合はこの資格対策ドットコムの講座はおすすめ出来ませんね。
科目別対策もばっちり。
「権利及び権利の変動」「宅地建物取引業法」「法令上の制限・税・その他」の3つの科目ごとに資格対策ドットコムオリジナルの4択問題が計150問あります。
科目別に過去問を解くことで、分野別・科目が頭の中で整理できます。これはこの科目だなって問題の内容が分かる位になると合格に近くなってきます。
模擬試験で試験練習が可能
- 2回分が無料で受験可能で、本試験直前に開講/統計問題等を含めた本番に近い出題
- コンピュータ分析で苦手分野・相対順位などを確認
- 一度受験した後でも復習が可能
- 模擬試験を印刷して付属のマークシート解答用紙を使って本試験と同じ形式で解くことが可能
- ※直前WEB模擬試験は全4回、8月末頃より開講・販売予定です(本講座受講の方は2回分無料で受講できます)。
試験の時間配分の練習として、1度は模擬試験を解いておいた方がいいです。
私はやらなかったので当日の試験は時間配分ができずギリギリでした。
資格対策ドットコムのeラーニングは、宅建を合格できるか?まとめ
テキストが残念なのですが、講義で補強できると考えてこの講座でしっかりと勉強すれば合格できると思います。
この講座がおすすめな人は、PCで講義を見れる環境の人、出来るだけ安く済ませたい人向けです。
おすすめ出来ない人は、飽きっぽい人と講義をスマホで見たい人ですね。
シンプルな講座ですが、要点をきちんと捕らえていて、「資格ドットコム」として実績もあるようです。
通信講座選びに悩んでいる方は、選択肢の一つに参考にして下さいね。
にほんブログ村に参加しています。