独学で宅建士を受験する場合、テスト対策も全て自分で行わなければなりません。
今回は、実際の試験で慌てない様に、試験内容や時間などをチェックしてみることにしましょう。
試験対策をバッチリして、試験に臨みましょう。
試験問題
宅建の試験問題は、50問です。
4択のマークシート記述になります。
不動産に関係する法律や税制から幅広く出題されます。
ただし、大きく分けて4つの分野なので、難しく考えなくても大丈夫です。
試験内容をまず考えてみましょう。
出題形式のきっかけに注意
過去問題を解くと分かるのですが、宅建の試験でどのような問題で出題されるのでしょうか。
ひっかけ問題もあるので、過去問の出題形式に慣れることは、重要です。
きちんと問題を読み、正しい答えを出します。
ただ、問題文の最後の問の形式がやっかいです。
- 「正しいか」
- 「誤っているものはどれか」
- 「正しいものはいくつあるか」
- 「誤っているものの組合せはどれか」
等の問いがあります。
解いていると混乱してきます。
私は、問題文に「正しいものはどれか」等の問の文に目立つように下線を引いていました。
また、参考書をしっかり読み、問われる内容を理解していないと「いくつ正しい」かが分からないです。
合格ラインがある。
合格ラインは、32点~36点位の70%前後の点数以上で合格になります。
その年の試験により合格点が変わります。
受験者の平均点数から、合格率15%位をみて、合格点が決められていそうな感じです。
※不動産業界で働いている方は、「5点免除の制度」があります。
試験問題の分野別の概要をつかむこと。
50問の試験で、分野ごとに問題数が決められています。
- 「権利関係」(14問) 問1~14
- 「法令上の制限」(8問)問15~22
- 「税その他」(3問)問23~25
- 「宅建業法」(20問)問26~45
- 「免除問題」(5問)問46~50
※近年の傾向です。
さらに細かく分類すると
勉強し始めの時は、特に意識しくても良いです。
しかも、過去問を解いていくと大体の問題が分かってきます。
一応、細かく書いてみます。
「権利関係」(14問)問1~14
・民法から10問
・借地借家法から2問
・不動産登記法から1問
・建物区分所有法から1問
「法令上の制限」(8問)問15~22
・都市計画法から2問
・建築基準法から2問
・国土利用計画法から1問
・農地法から1問
・土地区画整理法から1問
・宅地造成等規制法から1問
「税その他」(3問)問23~25
・税金から2問
・不動産鑑定評価・地価公示法から1問
「宅建業法」(20問)問26~45
・宅建業法から20問
「免除問題」5問
・住宅金融支援機構から1問
・不当景品類及び不当表示防止法から1問
・統計から1問
・土地から1問
・建物から1問
通信教育の直前講座を利用する
TACとかLECとかで直前講座を2〜3万程度支払って受けるといいです。
勉強だけではわからない、試験のコツを教えてもらえます。
頑張って下さいね。