宅建の勉強の際に知名度の高いユーキャン (U-CAN)ですが、
「ユーキャンだから大丈夫」
というわけではありません。
とりあえずユーキャン(U-CAN)で勉強しようとしている人は要注意です。
自分にあった教材で勉強を進めることが一番効率よく合格することができます。
正直なところ、相性も大きく成果やヤル気を左右してしまいます。
今回は、一番有名な『ユーキャン』のユーキャンの宅地建物取引士(宅建)講座のおすすめ理由4つをまとめてみます。
通信講座は他にもありますので、講座内容などを良く確認してから選んで下さいね。
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通信講座のデメリット
独学で宅建の勉強を始める場合に、私のようにお金をかけたくないのであれば、書店やアマゾンなどで購入できるテキスト+過去問題集+補助本で、1万円位の金額でしっかりと勉強すれば合格できます。
ただし、根気と時間が必要です。
また、この独学法にはデメリットがあります。
間違った方向で勉強し続けるとだれも指摘してくれない為に、大幅な時間のロスができてしまうという点です。
この点では、通信教育や学校で学ぶ際には、早期の段階で気づくので、傷が浅い内に修復できます。
通信講座は、その点の合格の為のプランがしっかりしているので、自分の力のみでの合格に自信が無い人は、検討してもいいと思います。
通信講座でどれにしたらいいか迷っている方は、この記事を参考にしてみて下さいね。
ユーキャン内の人気講座ランキング
ユーキャンの宅地建物取引士(宅建)講座は、7位となっていています。
それほど上位に組み込んでいませんが、ユーキャンは最大手なので全講座で142講座あるようなので
それを思えば上位だと言えますね。
宅建講座の実績が長く、これまでも多くの合格者を出しているユーキャン。
受講者の約40%が女性だそうです。
まだまだ男性が多い…というイメージの法律系資格ですが、就職・転職ではもちろん、身につけた知識がマイホーム購入時など暮らしにも役立つところが、宅建の魅力です。
宅建は、女性にも人気な資格だと分かりますね。
この実績から、ユーキャンの教材は、大事なポイントがわかりやすく書かれています。
ユーキャンの宅建受講生の74%は、今まで宅建を学習したことのない宅建初学者だそうです。
当講座のテキストは、法律知識が全くない方がムリなく合格レベルまで達することができるよう、
「これだけ押さえれば大丈夫」という知識に絞られています。
初心者の方や、お忙しい方でも効率よく資格取得に必要な知識を身につける事が出来ます。
ユーキャン内の合格者数
2016年(平成28年度)の試験合格者は1505名で、確実に合格者は出ています。
ユーキャンの宅建講座は開講から30年以上の実績があります。
2009年(平成21年度試験)の合格者は、2,449人
2010年(平成22年度試験)の合格者は、不明
2011年(平成23年度試験)の合格者は、2,000人
2012年(平成24年度試験)の合格者は、不明
2013年(平成25年度試験)の合格者は、不明
2014年(平成26年度試験)の合格者は、不明
2015年(平成27年度試験)の合格者は、1505人
講座の中身 教材・テキスト
どんな講座でテキストは見易いか?本当に続けられそうか。
どのようなセットとなっているのか見てましょう。
ユーキャンは、カリキュラムが初心者向けとなっています。
テキスト版とアプリ版どちらかを選べます。
2種類のコースしかない為、迷いがないので選ぶのは楽ですね。
おすすめは、テキスト版となります。
価格は、テキスト版:63,000円、アプリ版:53,000円です。
宅建・宅地建物取引士通信講座で届くもの
(テキスト版)
- スケジュール冊子
- 基礎テキスト:3冊(宅建業法、権利関係、税その他)
- 過去問:3冊、『過去問で鍛える! 実戦テキスト』
- 入門ブック:会話形式で初心者にも優しい入門ブック
- CD:なるほどCD 16巻(すきま時間で聞くCD集)
- 補助本:知識の整理に「必須ポイント100」
- 補助本:民法についての入門ブック『“みんぽう”って何?』
- 「添削課題集」の模擬試験、レポート、添削用問題用紙
- DVD:科目別ガイダンスDVD
- その他にも法改正や試験情報の変更があった際には追補教材の送付あり
あわせておよそ10キロもあろうかという重さの教材が届きます。
そのあとは毎月ワンポイントアドバイスの冊子が届くというシステムです。
その多さに驚くと思います。
少し腰が引けるのも事実ですが、実際に始めてみると解りやすいテキストで徐々に理解を深めることができます。
宅建の全体像をつかむための教材(DVD)というものがあり、それを最初に繰り返し見まししょう。
(アプリ版)
- 受講開始の手引き
- 添削:7回(模擬試験1回を含む)
アプリ版には、過去問題集が冊子として無いので勉強しづらいと思うのでお勧めできません。
私がこの講座がいいなと思ったおすすめ理由4つ
- テキストや過去問題集の作りがいい。
- 副教材の充実
- 模擬試験付
- 大手ならでは、効率のよい勉強法がまとなっている。
このようなおすすめポイントがあります。詳しく説明しますね。
1.テキストや過去問題集の作りがいい。
テキストや過去問題集は勉強する分野や項目によって3冊に分けられていて、1冊ごとに進められます。
これがもし、全て1冊にまとめられていたのなら見た瞬間にヤル気も失せていたかもしれません。
分厚いテキストは、見ただけでやる気が失せてしまいます。
他社のテキストでも3冊以上入っているものも多いですが、たいていその3冊全部が分厚いです。
分厚いテキストは、最初はやる気に満ち溢れているので良いのですが、だんだんにペースが遅れ、最後には断念してう人が多いようです。
ユーキャンのテキストは大丈夫かな?という位に薄いです。
重要なポイントを上手にまとめているからでしょう。
他社のテキストに比べて非常に薄いのは、要点がしっかり、コンパクトに書かれているからでしょう。
また、テキストを持ち運びやすいので電車の中で開きやすく、勉強の時間が一気に増える利点もあります。
唯一、問題集だけは分厚いようです。
宅建の試験問題は7~8割が過去問の焼き直しと言われていて、約7割正解すればほぼ合格可能です。
宅建合格のためには満点を目指す必要はなく、出題される可能性の高い出題範囲に絞って学習する事が重要です。
このテキストはユーキャンの経験豊富な講師陣が、その「出るところ」をしっかり絞り込んでいるそうです。
適切な量の過去問題が厳選されてます。
教科書がカラーで、絵や図が多く、初心者の私にも分かりやすそうです。他社のテキストに比べて説明が初心者にも分かる簡単な表現が多く挫折しにくそうな作りになっています。
ユーキャンのテキストはコツコツ出来る仕上がりになっています。
2.副教材の充実
テキストを読んでもわからない箇所ってよくあります。
そういった場合にサポートしてくれる副教材が充実しているのはいいと思います。
また特に民法についての入門ブック『“みんぽう”って何?』 は、
民法についてまったく知らない人でもすんなり学習が進めそうです。
宅建の試験では、10問は民法に関する問題です。
民法は難しく、民法で挫折する人も多いので別冊で分かり易く解説されているのはいいですね。
民法を簡潔に宅建専用で理解しやすく表記してくれている本は市販では売っていないのでとても良いですね。
民法は難しく感じるとつまずき易いので、難しく感じることはなく、スンナリと勉強することが大事です。
入門ブックも丁寧で、これからどういう風に勉強していけば良いのかなど、勉強の仕方自体のアドバイスもあり、大変役に立ちそうです。
またテキストで分かりにくい部分を付属のDVDやCDで講師の方が細かく説明してくれるので、理解しやすいと思います。
単元ごとに区切りをつけながら勉強を進めることができます。
3.模擬試験付
試験は2時間と決まっています。
問題数は50問ですが、4択式のため簡単に考えると200問の問題を解くということになります。
私は模試は受けませんでしたが、時間配分が出来ずギリギリの時間で見直す時間もありませんでした。
本番の宅建試験と同じレベルの問題を時間内に解く練習ができる模試はお勧めです。
添削してもらうとなると、提出してから戻ってくるまでに時間がかかり、時間のロスが発生します。
しかし、添削指導(模擬テスト)は、自分の本当の理解度を知ることができます。
添削課題で達成度を確認するといった詰めの段階にも利用できます。
4.大手ならでは、効率のよい勉強法がまとなっている。
ユーキャンの宅建講座は開講から30年以上の実績があります。
2016年の合格者は1505名が試験に合格しています。
仕事をしながら宅建の勉強をしているという人も多く、通信講座で学ぶ人の数も多くなっています。
実際の試験は過去問題から約70%が出題されると言われ、この過去問題対策を効率的に学べるのがユーキャンが得意としています。
大手ならではの受講者数で実績を踏まえて研究されているので、ポイントを押さえた講座になっています。
教えている講師陣は、なんと30人以上で1年中宅建のことを考えている、まさに宅建のプロがいます。
宅建は試験範囲が膨大です。
学習範囲の「絞り込み」が合格のポイントとなります。
自分だけではこの範囲の絞込みは至難の業です。
出題頻度の少ない内容にまで手を回すと、学習量と時間が何倍にも膨れ上がってしまう上に、重要箇所の学習が薄まってしまいます。
大手と通信講座の良い部分がまざり、効率的に学習できそうです。
教材は分かりやすい内容で、決められている通りの流れに沿って勉強を進めていく学習スケジュールです。
最後まできちんとこれに沿っていけば、必要なことは身に付けられます。
テストに必要のないことは極力省かれていて、効率の良い勉強が出来ます。
宅建 通信教育ユーキャンのおすすめ理由4つのまとめ
通信講座では、分からないところはインターネットなどで質問でき、サポートが充実しています。ドハマリしないで時間と労力の節約になります。サポートも優しく丁寧で質問が色々とできる事、手紙や電話で応対もしてくれることは通信講座の利点です。
参考書・テキストを読むだけの学習では、理解は進みづらく、わからない箇所は一つ一つ自分で調べなければなりません。時間も労力も大幅にかかり、非効率です。
通信講座では、間違った方向性で学習を進めると取り返しが大変になりますが、きちんと正確に理解できるように進めますね。
ユーキャンの講座のネックは、価格が他の通信講座に比べて1番高いことです。
63,000円という価格ですが、正直、他の通信講座の方が安くてよい教材だと伺えます。
ただ、大手ですし、値段も通学に比べると半分以下で、確実に合格者を出していますので、しっかりと勉強すれば合格できるので、ユーキャンを選択される方は頑張って下さいね。
そして、これから宅建を勉強される方は参考にしてみて下さいね。
ユーキャンのホームページ:ユーキャンの宅地建物取引士(宅建)講座
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